この木な~んだ?

こんにちは、小さな大工さんスタッフのいとうです。

 

今日は会社のいろんなところにある丸太の種類当てクイズをしてみようかなと思います。

 

第一問!

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この木な~んだ?

正解は・・・

槐(えんじゅ)

聞いたことない!ってなるかもしれません。私も初めて聞きました。そしてなかなか覚えにくい・・・。

この木は排気ガスに強いため街路樹としてよく植えられているそうです。

花が咲き終わると数珠状の豆の実をつけるそうですよ。

 

 

 

第二問!

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この木な~んだ?

正解は・・・

楠(くすのき)

こちらは知っている方も多いのではないでしょうか?

ちなみに写真は枝の部分です。

楠はサロンパスぽい匂いがしますよ。

 

 

ちなみに年輪は、黒っぽいところと白っぽいところを合わせて1年なんですね。年輪の幅は成長の速さで変わります。今回のクイズで言うと、槐(えんじゅ)はぎゅっと年輪の幅が狭いので成長がゆっくり、楠(くすのき)は年輪の幅が広いので成長が早いということが読み取れます。

 

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写真の槐(えんじゅ)は約70歳。

光合成で成長する木は二酸化炭素を吸収し酸素を出すのですが、それと同時に木には炭素が蓄えられていきます。

つまりこの木は70年分の炭素を体の中に蓄えているということです。

木は燃やしてしまうとすぐに二酸化炭素に戻ってしまうので、このような木を長く大事に使うことで、二酸化炭素削減にもつながっていくというわけなのです。

 

小さな大工さんも長く使っていただけるようなシンプルで使い心地の良い商品を作り続けていきたいと思います。